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フットボールを整える

グラスルーツのレベルからサッカーにかんするあらゆる物事を考えていきます

日本代表戦VSタイ

前半 序盤

 

タイが高い位置からのディフェンスで日本にパスを回させず、最初にチャンスを作られる。

1点目 

タイの前がかりのディフェンスが、久保への一本のパスで崩されると、後は個々のDFの判断ミスにより香川のゴールが生まれる。

 

久保に対するDFも香川に対するDFも人数はそろっていたタイ。しかし、選択肢を切る方向を間違える判断が連鎖した。香川のシュートは見事だった。香川はこのゴールの前にも浮き球のパスをDF陣に要求するなど、ボールから離れた位置からも攻撃のタクトを振るっており、その助言が活かされた。何度も身振り手振りでDFにボールの運び、パスの出しどころを支持し、その通りにプレーすることで効果的なポゼッションとなっていた。

 

2点目 

久保のクロスと岡崎のゴールは、それぞれの技術の高さだけで獲ったもの。

久保のクロスの質はDFにとって嫌なものだろう。 

 

前半30分以降 

DFラインでのボールコントロールミス、ポジショニングミス、ボールの出る先に対する準備の不足が目立った。

 

前線の選手の動き出しのタイミングとボールホルダの準備のタイミングが合わない。

 

おそらくボランチの質なのではないかと思われる。高徳のDFはほぼ相手にいなされてしまっていた。タイの小回りの利く動きに慣れていないせいか。噛み合っていないという印象。

 

さらに、チームとしてグラウンダーのパスを回したい日本と、グラウンダーのパスを前に力をもってプレスしたいタイの守備が噛み合ってしまったように感じる。

 

前半をクリーンシートで切り抜けたのは川島の力だろう。

後半は頭を整理して迷いなくできるか。

 

後半 序盤

またもタイの攻勢にあう。

やはり中盤でゲームを作ることができないせいで、パスの出しどころが無い状況だった。

 

3点目、4点目は久保、吉田、清武の個の能力で獲ったもの。

香川のデコイランは心憎いですね。あれで久保の余裕とシュートコースが空いた。

 

効果的なポゼッションは2回程度しかなかった。ボールを奪われる直前にはパスの出し手にタイのプレッシャーがかかっていた。

 

バイタルに浮いている選手に落とすパスを供給しようとしていたDFラインだが、前半からミスが続き、いよいよパスのイメージが狭まってしまうことになった。

 

後半 本田交代以降

 

ある程度ポゼッションの向上に寄与した本田。空中戦に強いこともその要因。

 

全体を通して、大迫、今野の不在の影響を感じざるをえなかった。岡崎が悪いわけではないが、ハイボールを収める能力では大迫が勝る。大迫の居ないことで3次元のパスコースに限定がされてしまった。

 

今後に不安の残る試合だったが、今日に限ってはいい形で終われたのは、やはりPKストップもした川島のおかげだろう。そして、チャンスが分かっている選手ということで、香川の価値も再確認できた。

 

悪い流れながらも4-0の大勝ができたのは力があるからともいえる。

UAE戦に続いてパスがつながらない試合だったが、ここで膿を出し切って、整理して次の試合に臨んでほしい。